秋茄子の肉味噌炒め

(2人分)
- 茄子・・・中1本(約100g)
- ひき肉(合挽き)・・・50g
- 片栗粉・・・適量
- しょうが・・・1かけ
- 鷹の爪・・・1本
- 酒・・・大さじ3
- 合わせ味噌・・・大さじ1と1/2
- 砂糖・・・小さじ2
- サラダ油・・・大さじ2
- 【+α】
ミョウガ・・・3個 or
オクラ・・・5~6本

鷹の爪の種を取り出しておく。しょうがはみじん切りにする。




茄子に火が通りしんなりしたら皿に一度取り出す。

ちょこっとポイントですが、茄子を細く切ってさらに片栗粉をまぶしておくことで、
肉と味噌に良く絡んで美味しく仕上がります。千切りが面倒くさければもう半月切りでも何でもオッケーです。
味噌はなめろうの時と同じく普通の出汁入り合わせ味噌です。
出来たてあつあつはご飯のお供にもってこいです・・・ってダメじゃん!
酒のアテにするために、上の写真では上記のレシピに、
+αで書いてあるミョウガ3個をみじん切りにしたものを完成品に和えたもの(写真右手前)と、
オクラ6本を茹でて刻んだものを和えたもの(写真左奥)を載せました。
どちらもお酒にピッタリになりますよ~。
ミョウガもオクラもまだ旬なのでやってみて下さい。
あとはそのまま冷奴に乗せてもいいアテになります。
あっという間にお盆も過ぎてもう9月…だんだんと食欲の秋が迫ってきますね。
今回は今から美味しくなる秋茄子を使いました。
最初はチンジャオナースの名でいこう!と茄子の細切りで色々試した挙句…
結局和風になり挽肉が入りいつの間にか何の捻りもない料理名に。
山椒や七味をピリッと利かしても美味しいです。
もう少し寒くなれば炊いた大根などに乗せて熱燗をク~っと…あぁよだれが(-u,-)
「冷卸(ひやおろし)」
因みに今月のお酒、「冷卸(ひやおろし)」とは…
知っている方もおられるでしょうが一応知らない方のために、、、
春先にしぼられた新酒に火入れ(加熱処理)を行い、夏の間にひんやりした酒蔵の中で貯蔵して熟成させ、
秋になり、蔵の中と外の温度が同じになる頃に瓶詰めして出荷したお酒のことです。
しぼりたて時にはフレッシュで荒々しかった新酒が、熟成されるとまろやかでふくらみのある味わいになります。
昔、秋の訪れと共に熟成したこの酒を、火入れせず「冷や」のまま、貯蔵用の大桶から出荷用の木樽へと移(おろ)したことから
「冷移(ひやおろし)」と呼ぶようになったそうです。
また、「秋から冬の冷える季節に出荷される」ことからも「冷卸(ひやおろし)」と呼ばれているようです。
ちなみに、夏を越して酒質が向上する酒を、「秋あがり」「秋晴れ」と呼び、
逆に酒質が低下する酒を「秋落ち」と呼んでいたそうです。
…今回はショーもない冗談ではありませぬのでご安心を。
そういえば以前居酒屋で「美味しいエレベーター」という料理を注文したことがあります。
出てきたのは焼いたお揚げに大根おろしがのったもの。はて?と思い大将に聞いたところ、
揚げ(上げ↑)と、おろし(降ろし↓)で上げ降ろし、だからエレベーター。
う~ん、なかなか乙なネーミング。ネタに作ってみては如何でしょう?
停止階は全て「飲み会」…のみかい!w、、、なんて。
あ~真面目に終わらすつもりがひやおろしの響きのせいでいらんことを。失敬。
レシピですが、ひやおろしに合わせて味をちょっと濃い目にしたので酒だけでなくご飯のお供でもいけます。
旬のミョウガやオクラを入れることでさらに酒のアテに変身します。
とりあえず何もいれず作ってみて、コレだ!と思うものと一緒に食べて下さい。
もー来月から仕込みが…こちらもオクラ入りってか。。。
では今宵もひやおろしと秋茄子で楽しい晩酌を…
嫁にも食べさせてあげて下さいね。