鱧(はも)の南蛮漬け

(2人分)
- 鱧・・・骨切り済みの切り身
1パック(約150g前後) - 片栗粉・・・適量
- きゅうり・・・1本
- しょうが・・・1かけ
- 梅干し・・・1~2個
- 酢・・・大さじ3
- 醤油・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ1
- めんつゆ・・・大さじ1
- 水・・・大さじ1
- 塩・・・少々




もしくはフライパンに大目の油をひき、揚げ焼きにする。


一晩漬けておいて翌日食べて頂くと味がより馴染んで美味しいです。
ポイントはきゅうりかい!という感じですが、ひと手間かけて茹でることによりシャキシャキした仕上がりになります。
きゅうりを炒め物などに使う際も一度茹でることで水っぽくフニャっと仕上がるのを抑えられます。
お好みで玉ねぎや人参を使って頂いても○。
揚げるのが面倒!という方はお惣菜コーナーで鱧の天ぷらを買ってきて、レンジなどで温めて漬け込んでみてはいかがでしょうか。
片栗粉ではなく上新粉でも美味しく出来上がります。骨切してある切れ目にも丁寧にまぶしてあげて下さい。
今回お酢は米酢を使いました。お好みの酢や、配合を変えても試してみて下さい。
京都の夏の風物詩といえば…鱧ですよねぇ。
僕の中でちょっと贅沢な食材なのですが夕方の割引シールを粘り強く待ってからお買い上げw
小さいころは梅肉の味しかしない!とか罰当たりな事を考えながら食べておりました。
が、今では大好物に。
おでんをはじめ、湯豆腐、冷奴、酢の物、アナゴやウナギの白焼き、魚介類の肝etc..
嫌いではないけどさして旨さが理解できないものって色々ありましたが、
酒を飲めるようになってからというもの、飲みながら食事をすることでその美味しさに目覚めたものは数知れず。
やはり酒には料理への嗜好の幅を一気に広げてくれる力があるなーとしみじみ感じます。
今回は梅肉でそのままでは芸がないので南蛮漬けにしてみました。 淡白な身に油のコクが加わり、かつ酢によって油っぽくなくサッパリと食べれるので是非試してみて下さい。
そしてお酒はついに招德の看板酒、「純米吟醸 花洛」の登場。
米の旨みを残しつつもすっきりした味わいは今回の南蛮漬けだけではなく、
白身のお刺身は勿論、幅広い料理にも合いそうだなと思いました。
季節商品などの陰に隠れがちの花洛ですが、改めてじっくり飲んでみるとこれがまた美味しい。
バランスがよくてずっと飲んでいられる酒だなと。
このこだわりの純米吟醸が一升瓶で2,280円って。どうりで給料がや…うぉほん!いやはやお買い得。
生原酒やキモト、大吟醸等もちろんそれぞれに個性があって美味しいのですが、
やはり飲みやすくて優しい感じ、飲み飽きしないってことも一つの大切な個性だなーと。
少し例えが違うかもしれないけれど、旅行から帰ってきた時の我が家の様な。
やっぱ家だよねーってやつ。
花洛に限らず招德の酒が多くの人にとって、居酒屋や地酒バーなどでいくら限定のお酒や幻のお酒、 色々なお酒を美味しく飲んで帰ってきたとしても、我が家にある招德を飲んで「あーやっぱこれこれ」と言ってホッと安心してもらえるような、 そんな酒になって貰えたらいいなーなんて思ってみたりしました。
それでは今宵は鱧に感謝して酒とのはーもにーをお楽しみ下さい。お粗末…